飲酒した時はリフレクソロジーしないほうが良い
なぜ飲酒時は避けるべきか
飲酒後は施術お断り、というリフレクソロジーサロンは少なくありません。お酒を飲んだ時にリフレクソロジーしない方が良いのは、なぜでしょうか?
リフレクソロジーには、臓器や筋肉を刺激することで血行をスムーズにする効果があります。アルコールを飲んでマッサージを受けてしまうと、体内のアルコールが血液に乗って全身へと運ばれてしまい、酔いが回ってしまうようになります。
通常では酔わない量であっても、アルコールが回ってしまう事によって、いつもと変わらない量でも吐き気や頭痛を感じる危険性も考えられる事もあります。過度に血流が良くなることで血圧が上がり、やはり頭痛などの要因となり得ます。
加えて感覚が鈍ることで、痛くて我慢できないものでも大丈夫と思ってしまう事もあります。強い刺激を受け続けることで痛みが残り、酔いが冷めた時に体に痛みが残っているということにもなりかねません。アルコールを飲む前や、入浴前・後なども同じ理由で避けた方が賢明です。
他の施術を受けない方が良い時
他にもリフレクソロジーやマッサージを避けた方が良いタイミングがあります。例えば食事の直後です。食事をした後は、体が食べ物を消化する作業に集中しようとするため、胃の周辺に血液が集まります。
ここで血行を良くして胃から血液を分散させてしまうと、消化作業が滞って、消化不良を起こしたり吐き気をもよおす危険性があります。食後は最低でも一時間は開ける必要があるでしょう。
リフレクソロジーはリラックスや疲労回復にも効果的ですが、本当に疲れが溜まって疲労困憊している場合、熱が出たりぐったりと疲れてしまうかもしれません。
リフレクソロジーという確立された健康法だとしても、マッサージそのものも一つの刺激です。体が刺激を受け付けるまでしっかりと休息し、それからリフレクソロジーを受ける必要があるのです。
まずは基礎となる健康を回復しよう
リフレクソロジーを受けるには、ある程度の健康が求められます。疲労困憊しているときなどのように、体が兎にも角にも休息を必要としていれば、リフレクソロジー程度の優しいマッサージでも刺激が強すぎる場合があります。
あるいは血圧以上やリンパ腺の炎症などが起きている場合も、流れが速くなったり圧力が高まることで、急性的な痛みを引き起こす危険性もあります。やはり症状が治まるまで待ってから、リフレクソロジーを受ける必要があるでしょう。
この記事のテーマに戻ると、アルコールを処理するのは、体にとって負荷となります。飲酒時もリフレクソロジーは避け、体がアルコールを処理してからマッサージを受けるようにしましょう。